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liberteenしゅんすけのブログ

自分の備忘録です。

栄光の後ろに置いてきたもの 3

3つ目は基礎研究についてです。 ここでいう基礎研究とは、製品の性能向上のための工夫やユーザーニーズを把握するための調査といった、サービスに直結する努力ではなく、より普遍的な物事の道理を把握するための努力のことです。たとえば炊飯器のメーカーが…

栄光の後ろに置いてきたもの 2

2つ目はパブリックリレーションについてのイシューです。 パブリックリレーションとはPublic RelationsつまりPRのことですが、日本ではよくPRのことを単なるメディアへの製品露出と同義で捉えられたり、あるいは自己PRと表現されるようにアピールとピ…

栄光の後ろに置いてきたもの 1

Rにとって2013年は、暖かい春の訪れに始まり、ぽかぽかとした陽気の中でぱあっと咲いた満開の桜が、その年の終わりまでずっと咲き続けたような一年でした。テレビショッピングとメディア露出の両輪がグルグルと回りRの存在がブームとして受け入れられ、…

高い目標を持つこと

高い目標を持とう。と、よく言われます。それが良いことであると、あるいは良い人生を送るために必要なことであると、語られます。そして、高い目標を掲げそれに到達するための逆算思考や行動規範や考え方を語ったハウツーが世の中に多く広まっています。私…

Autumn 2013

2013年の春頃からマーケティングの業務が拡大してきたのにあわせて僕の親友が勤めていた某広告会社の強力なメンバーがブランディング並びにクリエイティブのパートナーとして加わり、それとともに僕はマーケティング以外にも徐々に人材採用や製品開発に…

おもてなし について

いま日本を訪れる観光客が年々増加していると言われています。2020年の東京オリンピック開催をはずみとして、かねてから政府が打ち出しているビジットジャパン関連事業が奏功しているのでしょう。同時に東京オリンピック誘致の際に話題になった「おもて…

Spring 2013

船は追い風で転覆するという言葉があります。 ふつうは向かい風や横風で転覆しそうに思いますが、その意外性を教訓にしたことわざです。帆船は向かい風や横風や嵐の時には前進しませんから、帆をたたんでじっと耐え忍ぶしかありません。すると、どんなに波が…

人生のストーリー

Rというブランドは2012年の秋に、様々な偶然が重なり、テレビ通販専門局であるT社での取扱により月間販売数量が数万台へと持ち上げられることになりました。さらにテレビ通販による実売と認知、そして幾多の追い風による相乗効果がブームを生み、201…

Autumn 2012

僕が人生で初めて佐世保の地を訪れたのは2012年の9月でした。あるいは8月の終わりだったかもしれません。佐世保にあるテレビ通販大手のT社は福岡空港から車で二時間という場所にあり、空港からT社へただひたすら車を走らせる時間はなにかどこか遠い寺…

Spring 2012

製品のリブランディングとデザインワーク、ローンチ準備の各作業は多岐にわたり多忙を極め、正月休みもまったくないまま2012年2月11日のローンチ記者発表会に向けてあっという間に時間が過ぎていきました。 販路拡大とくに家電量販店の売場獲得のため…

Winter 2011

おそらく何かの縁や因果があったのでしょう。僕はそれから当時僕が生業としていた販促用の動画表現という枠組みを大きく超えた、PRを軸にしたブランドマーケティング全般の企画に着手しました。完成までには確か2ヶ月弱の期間を要しましたが、僕を助けて…

Summer 2011

2011年の8月は東北の地震と原発による混乱が少しだけ日常に戻りかけはじめた時期でした。 その年の頭、僕は動画制作の会社を経営して6年が経っていました。僕の会社がメーカー向けの店頭販促動画の制作にフォーカスしたことを後追いするように2008…

ふとんクリーナーとの3年間:はじめに

私は過去とある家電製品のブランドマーケティングを統括推進する立場で3年間活動しました。2011年の秋から2014年の冬までのことです。 当時は存在しなかったジャンルの家電であったため市場創造という側面もありチャレンジングでしたが結果として年…

渋谷のPoRTAL

2016年の春から8ヶ月ほど渋谷にあるPoRTAL(ポータル)というコワーキングスペースを利用していました。職住の拠点を東京の東側に移すことになりPoRTALの利用を終えることにしましたが、とても居心地の良い好きな空間だったので紹介します。渋谷界隈で…

職業クリエイターについて

この文章は推敲なしで書きます。僕は14歳ぐらいの時にたぶんラジオのFENで聴いたジョーサトリアーニに憧れてギターを弾き始め、中高をギター漬けで過ごし大学ではバンドとクラシックギターサークルに多くの時間を費やしました。当時流行っていた洋楽のハー…

編集の番外編 デジタル動画の基礎知識

今の時代、動画は完全にデジタルです。そんな時代に動画を扱う際に少しでも覚えておいた方が良いことを4つ挙げます。それはピクセルサイズ、ビットレート、FPSの3要素に加え、コーデックというものです。 ピクセルサイズとは、動画の画面が何個×何個の四角…

編集の番外編 集中力のマネジメント

動画の編集には時間がかかります。1分の動画を作るのに10時間かかることもあります。しかし問題なのは時間がかかると人間は集中力が切れることです。そうすると気分転換したり休憩することでますます時間がかかります。あるいは集中力が切れているときに…

編集の番外編 友達に編集を頼む場合

動画を撮影して一度や二度は編集をやってみたけれど、編集は自分にはどうしても向いていないと実感してしまった人もいるかもしれません。友人に編集が得意な人がいるからその人に頼んでみたら意外と客観的目線も加わって自分がやるより良い作品ができたとい…

編集の番外編 BGMに映像を合わせる手法

編集をする人のなかには、特定のBGMを土台にしたミュージッククリップのようなものを作りたい人もいると思います。ミュージッククリップ的なビデオの編集のしかたは通常の編集とはスタイルが異なり、麻雀に喩えて言えば普通の3×4+2の役を作るのが一般的…

動画の編集3 仕上げ

調理工程を終え視聴者目線と伝え手目線のバランスが取れた動画に対して最後に行う仕上げ行程について説明します。ここでも初心者を想定した基本的な作業を説明します。まず先に申し上げておくと、調理までの行程で十分に面白く見やすい作品が出来上がったと…

動画の編集2 調理(応用編)

先日は動画の編集の基本として、時系列に並べたうえで退屈な箇所を短くしつつそのうえで伝えたいことを残すための調整を重ねることをお伝えしました。もちろん動画の編集方法はこれだけではなく、幾多の演出上・表現上のノウハウがあります。ただその1つ1…

編集の番外編 あふれたカットを活かす

どんなに退屈なカットであってもそれも含めてすべてが人生の軌跡でもあり、他の誰が見ても取るに足らないカットであっても自分にだけは特別な意味を持っていたりすることもあります。本筋にはどうしても馴染まない1つのカットがその日の感覚と感情の揺れ動…

動画の編集2 調理(基本編)

この工程は単純に言えばカットを並べていくことですが、シンプルであると同時に奥深い作業であり総論で説明するのが困難です。ですがまずは基本に立ち返り、自分の体験を共有するための動画を作り始めた初心者を想定した編集方法の一例を説明します。長いで…

動画の編集1 下処理

編集の方法論にはいろいろな人のやり方があり正解は無いと思いますのであらかじめここで説明する方法は新舘なりのやり方だとおことわりしておきます。また私はPremiereを使うことが多いのでPremiereで出来ることをベースに話していますが別のソフトで実現で…

動画の編集 作り手の眼

料理と動画編集の共通点や類似性を書きましたが、残念ながら料理上手な人がすべからく編集も上手になるということではありませんし逆も然りです。ただ、作り手の側に立った瞬間から作品を味わう目(ないしは舌)がそうでない人とは根本的に別ものに変化する…

動画の編集 編集は料理に似ている

動画の編集は料理に似ていると思うことがよくあります。今回は料理に例えながら動画編集の3ステップの概要を説明します。 料理ではまず食材の下ごしらえをするところからスタートします。魚であれば三枚におろして頭と尻尾をとり、塩を振って生臭さをとりま…

撮影の番外編 人を撮る(2)

前回は自分や関係者を撮る時はカメラを意識させることを前提にするということと、自己イメージを気にする人は自分を撮影し客観視してみることが効果的だという話をしました。今回は、街でたまたま見かけた人を撮影する時にどうしたらよいかを話します。 まず…

撮影の番外編 人を撮る(1)

今回の文章はいつにもまして極論であり、一部の人にしか当てはまらない気もしていますがご容赦下さい。 動画の撮影では人を撮ることが多いと思いますが人はカメラを向けられると大なり小なりそれに反応し、自然なままではいられなくなります。映画とは異なり…

撮影の番外編 縦撮りと横撮り

スマホで動画を撮影するとき、縦で撮るか横で撮るか悩むケースもあるかもしれません。この命題に結論はありませんが、見る側と作る側の観点から少し考察します。 見る側の観点で言うと、スマホが普及してきたことで、「スマホで見るなら縦動画のほうが良いん…

撮影の番外編 カメラワークの応用

カメラワークは奥が深いと思われがちですが基本的な考え方を身につければさして悩む必要はありません。くどいようですが撮影においては五感を開いて自分の感受性を高めてそれを客観的に感じ取ることが大事だと思っています。 たとえば誰かがハンバーグの食レ…

動画の撮影 カメラワーク

次にカメラワークの話をします。カメラワークの基本は、ぶれないことです。ぶれるのには2種類あって、1つめは単純に手元がブレることです。手元がぶれてしまうのは通常は手がぶるぶる震えるからというケースは(特に若い人には)あまりなくて、無理な持ち…

動画の撮影 テクニカルな知識

まずはテクニカルな話をします。ちゃんとした素材を撮ることについて。 いまのスマホカメラやGoPro、デジタル一眼、ハンディカムなどのカメラはとても性能がよく、色や明るさの調整も自動でやってくれているので、細かいことを気にする必要はありません。光…

企画の番外編 有名になりたい

今回お話している動画のタイプあるいは動画の目的を、コミュニケーションのための動画、体験を共有する動画と設定しましたが、読者の中にはとにかく動画の再生を増やしたい有名になりたい、だから動画を作るという動機の方もいるかもしれません。 Youtubeで…

動画の企画 撮影後の企画

動画の企画を撮影前にどの段階まで具体化するかは日常のコミュニケーションや体験を共有する動画を企画する際の悩みどころのひとつです。 映画やCMなどの制作では動画の中で起こるすべての出来事、すべてのカットが事前に綿密に設計され、その設計どおりに一…

動画の企画 5W1H

コミュニケーションのための動画、体験を表現する動画という観点では、企画では2つのことを決めます。何を撮るかと、何を伝えるかです。 何を撮るかは簡単です。友だちと手巻き寿司パーティをやるから、それを撮ろう。世界一濃い抹茶ジェラートが食べられる…

動画編集の全体像

これから大きく3つのパートに分けて、動画編集のやりかたを書いていきます。 今はスマホとSNSの普及により、撮影した動画で仲間内のコミュニケーションをすることがあたりまえのように簡単になりました。その場の雰囲気をスナップしてインスタグラムに載せ…

動画編集のやりかたを話す前に

僕はもともと映像製作の学校を出たわけでもありませんし、クリエイターになるつもりで社会に出たわけでもありませんでしたが、おそらく何かの因果があり、広告用の動画を作る会社で十年間以上働いてきました。毎年数百本の動画を作って誰かの目に触れさせて…

はてなでブログ再開します

新舘俊輔です。 東京で映像広告制作の会社経営と、マーケティングのコンサルタントと、その他の仕事をしています。 もっぱら仕事を通じて得たノウハウや知恵を言葉にします。 基本は自分の備忘録として掲載しますが、あるいは同じような課題に直面しているこ…