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ホテルの客室

出張に行くとほとんどの場合ホテルに泊まりますので、ホテルの環境を良くすることは仕事の質も旅行の質をも左右しかねない大事なポイントです。室内は広いほうがいい、清潔な方がいい、安全なほうがいい、温かい方がいい、静かな方がいい、こういった望みはだいたいまともな金を払えば満たされるわけですが、しかしながらほとんどのホテルで叶わない望みは、適切な湿度だと思っています。とにかくホテルの室内はアホみたいに乾燥しているのが常です。(高温多湿な国のリゾートコテージとかは別として。)

 

ホテルの部屋はだいたい乾燥しまくっているため湿度を上げる工夫をしますが、経験上二つのやりかたが最適です。一つはバスルームの扉を全開にして、シャワーでアツアツのお湯をバスタブに溜めることです。ご想像のとおりそうするとシャワーとバスタブからの湯気で部屋の湿度が上がります。遠慮なくやってください、クレームが来たり警報が鳴ったことは一度もありません。気が向いたらそのあと風呂に浸かっても良いです。そしてもう一つは、バスタオルを同じく熱いお湯で濡らして、かるく絞ったあとに部屋のなかでそのバスタオルをぶん回すことです。グルグル回していると徐々に部屋の湿度が上がり、さらに部屋の空気も綺麗になります(中国では効果てきめんです)。グルグル回した後のバスタオルはハンガーに掛けて部屋に垂らしておくなりして寝ればOKです。昔は口に水を含んで霧吹きのように吹いたりしましたが汚いし馬鹿みたいなのでやめました。バスタブへ熱いお湯を張ることとバスタオルをぶん回すことをすれば湿度の問題は解決します。

 

もう一つ、余談ですがホテル環境を左右することに水の問題があります。たいていの国では日本ほど水が清潔で美味しくもないのでミネラルウォーターを買って飲むことになりますが、現地でミネラルウオーターと呼ばれているものであっても日本の水とは味が違い、さらに品質もいまいちなことが多いです。端的に言うと体と合いません。しかもホテルに無料で置いてある水だけでは足りないのでスーパーやコンビニに足を運んで水を買い込む面倒も生まれます。そういう場合は、もし旅行でスーツケースを持っていって預け荷物にするのでしたら、スーツケースの隙間をびっしりと埋めるように日本のミネラルウオーターを詰めていくことをおすすめします。たいてい日本を出発する際にはスーツケースには(現地でお土産を買うための)隙間があるものですし、ビジネス出張なら尚更スカスカでしょう。二泊程度のショートステイであれば、水と菓子パン的なものを持参してそれらだけで口に入るものを賄うことができますし、実際にそうして過ごした出張も何度かありました。現地の食べ物が口に合うか不安だから日本の梅干しやら味噌汁やらを持っていこうと躍起になるのでしたら、とりあえず詰め込めるだけ水をガンガン入れて旅行に行くのが良いと思います。