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liberteenしゅんすけのブログ

自分の備忘録です。

桜の季節に、なりました。

薄桃色の白い花々が満開に惜しげもなく一斉に咲き誇るさまは、まさに春そのものを象徴するようで。

 

でもちょっと違った見方もあって、

それは、

桜は冬の終わりを締めくくる、冬のフィナーレを告げる花、なんだって。

 

 

桜のつぼみがちょんちょんと花開くころは大体まだ未練がましく風の冷たさが残っていて。

木々の枝にこんもりと乗る白い花々は、しんしんと降り積もった雪が朝日に照らされる次の日の朝のようでもあって。

これが本当の終わりだ、って確信できるから、だからこそそんな景色もいよいよ消えていく冬への名残惜しさや愛おしさにも似た眼差しで見ることができて。

そして花びらが一斉に散り、無音のファンファーレとともに、息をするのも忘れるくらい美しい、花びらの吹雪が体を包み、そして、若葉が、芽吹く。そのときに初めて春の訪れを心の底から実感する、あたたかい日差しとともに。

あぁ、あの花吹雪は辛かった冬に、最後には愛と抱擁と少しの切なさと笑顔とともに別れを告げさせてくれるためにあったんだなって。

 

僕はこの見方が結構好きです。

桜はそういう意味で僕にとっては冬をいちばん象徴する花で。ひねくれてるかもしんないけどね。

うめももさくらと言うけれど、梅は春への期待を込めて、桃は春への予感を込めて、そして桜は去りゆく冬へのwave bye bye with sentimentを込めて愛でられてきたんじゃないかななんて、思います。

 

 

 

この冬は、辛かった。厳しさに鍛えられて少し強くなったかな。

冬よ、もうすぐ、さようなら。
ありがとう、また会う日まで。