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liberteenしゅんすけのブログ

自分の備忘録です。

コンビニはしご酒


冬が終わり春が訪れ、ゴールデンウィーク付近のぽかぽかした陽気になると、明るい日差しをいっぱいに浴びて街を散歩するのにうってつけになります。そして散歩にぴったりなのが、ビール、チューハイ、ハイボールなどのエナジードリンクと総称されるアイテムです。幸いなことに都内には300メートルも歩けば必ずコンビニがありますからエナジードリンクの補給には事欠きません。コンビニに立ち寄り、エナジードリンクを買い、エナジー補給しながら散歩をする。ときにはコンビニでお手洗いを借り、おつまみを買い、路上や公園で軽く腹ごしらえをして、また歩く。そしてまたエナジー補給。このようにして温かい春の空気を100%味わい尽くすのが「コンビニはしご酒」ツアーです。もちろん、春がベストシーズンですが夏には夏の、そして秋には秋の風情があります。今回はこの、「コンビニはしご酒」を3倍楽しむためのコツを紹介します。

 

まず最初に決めるのは、大まかなルートあるいは方向性を決めることです。たとえば、上野から皇居を経由して新宿まで歩く、とか、新橋から東京タワーを経由して浜松町から浜離宮に行って築地で寿司食って帰るとか、秋葉原から両国を経由して清澄公園通って門前仲町まで歩くとか、恵比寿から広尾、青山、六本木、千駄ヶ谷から新宿御苑通って新宿、とかです。慣れてくると分かるのですがルートを決めるポイントは大きく3つあって、1つは大なり小なり風光明媚だったり人気だったりのスポットを入れること。まったく観光名所がないと寂しい気持ちになりますし、次の補給地点(コンビニのことです)までただひたすら歩くのだけが目的になってしまうからです。2つ目は、途中(とくに後半)に公園を入れることです。腹が減った時に座ってご飯を食べるであったり、あるいは軽く昼寝をしてリフレッシュすることができるからです。3つ目は、終着点は自分の家に近い場所か、乗換なしで帰れる地点を設定することです。

ちなみに僕が個人的に好きなルートは、やっぱり恵比寿から広尾からの六本木、から気分次第で赤坂行ったり芝まで行ったり或いはその逆というルートとか。あるいはやっぱり六本木から東京タワー通って浜離宮からの築地ってのは鉄板だったりとか。あるいは神田から日本橋、京橋、銀座、新橋とずーっと一本道を南下しつつ日比谷公園で締めるとか、だったりします。ぜひご自身のお好みのルートを見つけて頂けたらと思います。

なお当たり前のことですが荷物は最小限にします。手ぶらで、家の鍵と十分な額のチャージがされたスイカorパスモスマホくらいだけ持ってるというのがベストで、スマホにイヤフォン挿して音楽を楽しみながらの散歩もまた格別でしょう。

 

さていよいよコンビニでエナジードリンクを調達して、ほのぼのと歩き始めるわけですが、ここから先は細かいことは言いません。好きなお酒を呑んで、小腹が減ったら唐揚げクン的なホットスナックを食べるもよし、ガリガリクン的なアイスキャンデーを食べるもよし、ホットドッグをチンしてもらって食べるもよしです。酒やつまみの調達方法についてのコツはささやかながら2つあって、まず暑い日にはアイスコーヒー用のプラスチックに入ったクラッシュアイスを買いまして、あわせてハイボールかチューハイを買います。そしてそのハイボールかチューハイをカップアイスに注げばハイ出来上がり、キンッキンに冷えた氷入りチューハイです。とくに真夏の時期のコンビニはしご酒は、この運用に限ります。ウイスキーのミニボトル+ウイルキンソンタンサン+カップアイスの3点セットを手に街を練り歩いた日には、もう昔の自分には戻れなくなることうけあいです。2つ目には、アルコールを摂取しながら歩くと、思いのほかエネルギーを消費するので、糖を意識して摂ったほうが良いです。糖(炭水化物)をまったく摂らないでいると、あるとき突然ものすごく腹が減って、ラーメン屋と牛丼屋をはしごして食べてしまうくらいの食欲が爆発し、たらふく食ったあげく睡魔が襲い、果てには路上の植え込みで寝てしまうという残念な結果にもなりかねません。あまりストイックになりすぎず、糖(炭水化物)は適度に摂ったほうが長く散歩を楽しめます。

 

次に、あまりうるさいことは言いたくありませんが、コンビニはしご酒のマナーについて説明します。まずいちばん大事なのが、ほろ酔い加減をキープするということです。ついやってしまいがちなのが、コンビニを見つけると必ずエナジー補給をしてしまう。場合によっては缶にまだ3割くらい残っているのを入り口の前でガッと飲み干してからコンビニに入る。これを繰り返しているとだめです、生き急いでいるだけです。想定より早いペースで酔いがまわり、せっかくの散歩を楽しめなくなりますのでご注意ください。ときにはコンビニを1つ2つやりすごすくらいの大人の余裕が必要です。次に大事なのは、路上で座り込んだり路上に寝転んだりしないことです。目的はあくまで散歩ですから、赤信号以外で立ち止まってはいけません。普通の通行人や観光客と唯一違うのは、適宜エナジー補給をしているという点だけですから、ジェントルにおだやかに振る舞うことも大事でしょう。ただ、同じこと(飲み歩き)をしている外国人とかに出会ったら、軽く笑顔でサムアップくらいしておくと良い思い出になると思います。

 

ほどよくエナジー補給しながら東京を満喫し、終着点についたら、最後には水分をたっぷり摂って改めてリフレッシュしてから帰路につくことを忘れずに。泥酔したまま家に帰ってソッコー寝てしまうと、短期記憶が長期記憶に定着しないので(つまり記憶をなくしてしまうので)せっかくの楽しい散歩の思い出がなくなってしまいますから。最後にこの点だけは注意です。

 

 

昼間っから酒を飲んでふらふら徘徊するのを推奨するような記事はいかがなものか、と眉をひそめる人もいるでしょうが、そんな人の意見は聞きませんので静かにお引き取りください。ただ僕が言いたいのは、いろんな国の都市に行って思うのが、これだけ街が清潔でそして安全で、コンビニが至る所にあってしかもお酒が安くて美味しくて、軽く酒を飲みながらぷらぷら散歩できるっていうほどのピースフルな街は世界じゅうで東京くらいしかないと勝手に思ってる、っていうことです。そんなTokyoに乾杯。